報告が遅くなってしまいましたが、金平糖企画第2回公演「活字責め」無事に終演いたしました。
いろいろと思うところが多すぎて、なかなか整理がつきませんが。なかなか面白いものができたのではないかと、自負しております。
朗読、というかたちのなかで、何が出来るか、試行錯誤してみました。それと、企画段階で口にしてしまった「18歳未満観覧禁止級」という言葉とを如何にしてかけあわせるか。
共演出の時田さんの耽美なアイデアや共演者のおじぎ草さんの突拍子もないパフォーマンスに刺激され、また、ドラマー河村さんやスタイリスト小野さんたちの技術にも背中を預け、「活字責めバンド」結成(アコーディオンを弾きました)、舞台上でのヘアカット・ヘアメイク・着替えなどなど、「リーディングパフォーマンス」という枠よりすこしはみ出した感じになりました。
官能的だったか、エロティックだったか、お子様には見せられないような作品になったか…さて、如何でしたでしょう。
でも結局終わってみれば、なにひとつ直接的にエロティックなことはしていないのでした。ただ本を読む、ただ髪を切ってもらう、ただ髪を結ってもらう、ただお化粧をしてもらう、ただ着替えをする。 それだけ。テキストの内容もバリバリの官能小説ではないものばかりです。
それらの淡々とした行為が結果として誰かの官能を刺激することができたのであればそれは、幸いです。
ご来場、ご声援、ありがとうございました。
演出・出演
時枝霙
時田光洋
出演
時田光洋
おじぎ草
河村浩
小野浩明
ロドリゲス
野良犬
照明
河村浩(AT HALL)
音響
福岡雅士
ヘアメイク
衣装協力
國廣沙織(書家)
当日撮影
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